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2015.11.24

三陸海岸の旅(3) 浄土ヶ浜~碁石海岸~奇跡の一本松

浄土ヶ浜

宮古に泊り、翌朝浄土ヶ浜へ。霧が立ち込め波浪注意報が出ていたので、遊覧船が出るかどうか分からないような天気模様だったが、幸い霧も晴れ出航することになった。宮古湾40分の遊覧を体験する。

震災の時に沖に避難をしていたため唯一残った遊覧船「第16陸中丸」

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ウミネコの大群が並走するようについてくる。ウミネコパンがお目当て。人間が食べてもおいしいというパンが100円で売られていた。津波を避けて沖に避難した船長さんたちもこのウミネコパンを食べて飢えをしのいだという。

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外海は荒れていて、船は結構揺れた。

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それが幸いして岩の亀裂からクジラが潮を噴くように海水が吹き上げられる様子が見られた。初めてみる自然現象。宮古の潮吹きは規模が大きいとのこと。

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海蝕作用でできたという岩が独特の景観を作り出している。水も透明感があってとてもきれい。

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止まっているのは本物のウミネコ。観光大使かな?

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季節を変えて、もう一度行ってみたい素晴らしい景勝地だった。

浄土ヶ浜から南下し、大船渡の碁石海岸へ。バスで碁石浜を通る。ここには波に削られて碁石のように扁平になった天然石が見られるそうだ。車窓からはよく分からなかったが、この石が碁石海岸の名前の由来になったとのこと。

海岸なのにアカマツが多い。

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雷岩
海食を受けて生じた洞穴に波が打ち寄せると中の空気が圧縮され、逃げ出すときに雷のような音を出すことから名づけられたそうな。大きな音が轟いていた。

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穴通磯(あなとおしいそ)
遊覧船で穴をくぐることができるそう....

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浄土ヶ浜といい、碁石海岸といい、リアス式海岸がつくる断崖や洞穴などの景観がとても変化に富んでいて面白い。夏にきてみたいところ。

ツアー最後の場所、陸前高田の奇跡の一本松へ

ここまで津波が来たとの標記 津波水位15.1mとある

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バスを降りて、一本松まで歩くところに見える巨大な建造物。

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宅地を建てるためにかさ上げ工事に使われた巨大な総延長3キロにも及ぶベルトコンベヤーの解体が進んでた。ダンプで土を運ぶと10年はかかるといわれていた作業がこのコンベヤーのおかげで1年半で終了したとのこと、驚き。

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奇跡の一本松
7万本もあった松林は消滅し、かろうじて一本だけ残され、保存するかどうか賛否が分かれた松だが、震災からの復興を象徴するモニュメントとして残されることになった。枯れ死した松に防腐処理などを施し、枝や葉は複製され、遠くから見るとまるで生きているかのよう。海岸に建っていたユースホステルがそのままの姿で残っていたが、この建物が津波の衝撃を和らげてかろうじて残った松。

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驚いたことに樹上にカラスの巣があったのにはびっくり。

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カラスにとっては津波もモニュメントも関係ない。子育てするのに都合のいい木がそこにあったから.....ということのようだ。

駆け足三陸の旅はこれで終了。物見遊山で被災地を見てきたが、語り部さんも防災ガイドさんたちもここに来て見てもらいたいと強調されていたのが印象に残っている。

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