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2009.05.30

足尾の治山事業見学 5月29日

関東森林管理局の国有林野事業見学会、足尾によみがえった森林を見よう!に参加してきた。日本の公害の原点となった足尾銅山の鉱毒問題はあまりにも有名だが、じっくり学んだことはなかった。野鳥を見に行くことがあっても、足尾鉱毒と深い関わりのある渡良瀬遊水地の歴史はよく知らなかった。足尾を見てきて、手元にある立松和平さんのフォットエッセー「渡良瀬有情」に書かれた思いがようやく理解できるように感じた。

一般車両が入れない松木ゲートを通り、松木渓谷へ。

治山事業が進む山

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急峻な松木渓谷 
日本のグランドキャニオンと呼ばれているらしい。松木川周辺にこのような岩山が連なっている。一部分を負の遺産として、あえて緑化をせずに後世に残していくという。

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官民一体となって緑化活動が進められている。説明を受けている時に、猛禽に詳しい人がクマタカを発見。滑空する姿にみとれた。この足尾ではイヌワシも確認されており、今年は繁殖に成功?したらしい。自然豊かな森がよみがえりつつあるようだ。

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一般道に戻り、銅(あかがね)親水公園へ

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足尾砂防ダム
松木川、仁田元川、久蔵川の3つの川の合流点につくられた砂防ダムで7段に分かれて流れ落ちる構造。

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遠くの山が黄色に染まっている。何とエニシダだった。緑化用として?人為的に種が撒かれたらしいが、ちょっと異様な感じ。山にふさわしいとは思えないが.....。道端にも種が落ちて大きくなったらしいエニシダが見られた。

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修学旅行の小学生が来ていた
東京の清瀬と千葉の松戸の二校からやってきた小学生たち。足尾銅山を見て、この公園で昼食休憩。これから日光へ向かうとのこと。公園内には足尾環境学習センターがあり、足尾銅山の歴史や公害・環境問題につて学習できる。足尾は公害の爪あとと緑の復元を同時に見ることができ、環境学習には適しているのかもしれない。修学旅行の定番コースになっているのかな?

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いたるところにヤシャブシの木が植えられていた。エニシダもヤシャブシも肥料木としての治山樹種らしい。山道はヤシャブシだらけ。

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こちらはアセビ。せっかく植えた草を鹿が食害するとのこと。アセビは鹿が嫌がる植物。これもたくさん植えられていた。

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